オーストラリアのヴィクトリア州にあるウォーナンブールという小さな田舎町で生まれ育ったジョエル・オキーフは、父親のコレクションであった
ROSE TATTOOや
AC/DC、THE ANGELSといったアルバムを貪るように聞き、「ロックンロールに生きていく」決意を固める。11歳に初めてギターを手にした彼は、お気に入りのオージー・ロック・アイドル達のリフを熱心に弾いていたのだが、そんな彼に熱い視線を送っていたのが、彼の実弟であるライアン・オキーフ。彼もまた兄が父親から拝借したアルバムに魅せられ、兄と共にロックンロールに生きていく決意をする。ライアンは11歳のときにドラム・キットを購入、その時15歳になっていたジョエルと共に自宅でリハーサルを開始するが、あまりの騒音だったため何度も警察が彼らの家を訪ねていたという。
しばらく二人で自宅リハーサルを重ねながら過ごしていたのだが、彼らが働いていた地元のホテルでデイヴィッド・ローズと出会う。彼もまた職場にギターを持ち込んで暇があるとギターをかきならしていたのだが、そんな彼に二人は自宅に来て一緒にプレイしてみないか、と誘う。そんな中、とあるパーティで酔っ払ったデイヴィッドは、まさに文字通り偶然ばったりとジャスティン・ストリートなる人物と出会う。彼の新しい仲間が実はベーシストであったことが後日判明、彼もまた真剣にロックンロールで生きていく決意を固め、メルボルンに移って本格的にバンド活動をしようと考えているところだったため、彼を正式なベーシストとして迎え入る。そして2003年、
AIRBOURNEは産声を上げのだ。
2004年にバンドはまず自主制作で『READY TO ROCK』という8曲入りEPを発表、ギグを重ねながら車で地元とメルボルンの間を行ったりきたりしながら活動を続けていたのだが、2005年初頭にバンドはメルボルンへ拠点を移す事を決意、4ベッドルームがある家をすぐに見つけ、とことんギグをし始めるようになった。自分達でギグをブッキングし、自分達の手で町中にポスターを貼るなどDIYで熱い活動を続けていた彼らのショウはまたたくまに注目を集め、スポーツ・アリーナでの
THE ROLLING STONESのショウのサポート・アクトや
MOTLEY CRUE、MOTORHEADといった大御所たちのオーストラリア・ツアーのサポートを務めるようになり、自主でEPしか出していないバンドとしては異例ともいえる大きな舞台で勝負することが出来るようになっていく。2006年にはオーストラリア最大のロック・フェス、BIG DAY OUTのメイン・ステージに出演、数千人の観客の度肝を抜き、オーストラリア中で最も人気急上昇中のバンドとしての名声を確立する。
バンドは数々のレーベルからオファーを受けていた中オーストラリアのテリトリーのみでEMIとの契約を獲得、その後アメリカへと渡り、伝説的プロデューサー、ボブ・マーレット(
BLACK SABBATH、
ALICE COOPERなどを手がける)と、名手アンディ・ウォレス(
GUNS N’ ROSES、
NIRVANA、
LINKIN PARKなど)をミキサーに迎え、デビュー・アルバム『RUNNIN’ WILD』のレコーディングをスタートさせる。そして2007年、オーストラリア以外のテリトリーでRoadrunner Recordsとアルバム契約を結び、翌2008年1月にワールドワイド・デビュー・アルバム
『RUNNIN’ WILD』を発表、その潔いまでのロックンロール魂に溢れたサウンドで一気に世界規模で注目を集める存在となっていった。
デビュー・アルバム発売後は全米ヘッドライナー・ツアーやヨーロッパのフェスティバル出演、
SLIPKNOTとのMAYHEM TOURへの参戦、
MOTORHEADのツアーに参加するなど積極的にツアーを重ね、その人気とライヴ・バンドとしての実力を発揮していく。2008年10月にはLOUD PARK 08出演及び
BUCKCHERRYとのツアーのため初来日公演を敢行、熱くほとばしるロックンロール魂で日本のオーディエンスを熱狂させてくれた。その熱いデビュー・アルバム及び来日公演は日本のハードロック・ファンをうならせ、BURRN!誌の読者投票による
「2008年度ベスト・ニュー・カマー」に選ばれている。またイギリスではMETALL HAMMER誌主催のGOLDEN GODSにてベスト・デビュー・アルバムを受賞。
2009年に入るとバンドは次なるアルバムの制作に取り掛かる。まず地元にある彼らが昔から出演していたクラブでリハーサルを続けながら楽曲を固めていき、ある程度準備が出来た段階でアメリカへと渡り、
DISTURBEDや
MACHINE HEAD、STAINDといったバンドを手がけるジョニー・Kをプロデューサーに迎え、レコーディングを開始。アルバム本編分の楽曲を取り終えたバンドはその後オーストラリアへ戻り、Bサイド楽曲を地元でレコーディングしていく。そして年が明けた2010年、まずヨーロッパ及びここ日本で3月に、アメリカでは4月に、いよいよセカンド・アルバム
『NO GUTS. NO GLORY』を発売する。より生々しいライヴ感に溢れたこの最新作、直球ロックンロール・サウンドという強力な武器を持って、彼らは栄光を勝ち取るために茨の道を歩みながら、闘いに挑んでいくのだ…。
press ロッキング・オン2010年4月号 QR code No Way But The Hard Way先行QRコード AIRBOURNE in JAPAN 2008 LOUD PARK 08 LOUD PARK 08 LOUD PARK 08 LOUD PARK 08 LOUD PARK 08 バックステージwithカトウタロウさん @ロードランナー・ブース