Rush
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バンドメンバー
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カナダはオンタリオ州トロント出身。1968 年、ギタリストのアレックス・ライフソンと、ジェフ・ジョーンズ(b/vo)、ジョン・ラトジー(ds)というラインナップでバンドを結成するが、その直後にジェフに変わりゲディ・リーがベーシスト/ヴォーカリストとして参加する。メンバーはその後しばらく流動的ではあったが、着実に活動を続け、1974 年、自らのレーベル(Moon Records 、後のAnthem Records)を立ち上げ、デビュー・アルバム『閃光のラッシュ(原題: RUSH)』(全米最高位105 位、ゴールド・ディスク獲得)を発表。その後Mercury Records と契約を交わし、全米でもアルバムを発売する。デビュー直後にジョン・ラトジーがバンドを脱退、新たにニール・パートが加入、それ以降このラインナップは不動のものとなっている。翌75 年2 月には『夜間飛行(原題: FLY BY NIGHT)』(全米最高位113 位、プラチナム獲得)を、そして同年9 月には『鋼の抱擁(原題: CARESS OF STEEL)』(全米最高位148 位、ゴールド獲得)を発表、精力的に活動を続けていく。そして76 年、彼の人気を決定づけた名盤『西暦2112 年(原題: 2112)』(全米最高位61 位、3x プラチナム獲得)を発表、複雑な楽曲構成ながらそのスリリングな展開を持つサウンドで、一気にファン層を拡大していく。このツアーの模様を収録した彼らにとって初のライヴ・アルバム『世界を翔るロック(原題: ALL THE WORLD’S A STAGE)』(全米最高位40 位、プラチナム獲得)を発表した。

77 年には『フェアウェル・トゥ・キングス(原題: FAREWELL TO KINGS)』(全米最高位33 位、プラチナム獲得)を、78 年には『神々の戦い(原題: HEMISPHERES)』(全米最高位47 位、プラチナム獲得)を発表、変拍子を多用するプログレッシヴな要素を突き進め、ラッシュ独自のサウンド・スタイルを確立していく。そして1980 年、それまでの大作主義から、よりラジオ・フレンドリーな要素を推し進めた作品『パーマネント・ウェイヴス(原題: PERMANENT WAVES)』(全米最高位4 位、プラチナム獲得)を発表、「ザ・スピリット・オブ・レイディオ」や「自由意志」といったヒットを生み出し、より人気を拡大させていく。翌81 年には『ムーヴィング・ピクチャーズ(原題: MOVING PICTURES)』(全米最高位3 位、4x プラチナム獲得)を発表、「トム・ソーヤ」や「ライムライト」といった大ヒット曲で、キャリアに置いて最も商業的成功を収めた作品となり、ラッシュは全世界的な人気を集めていく。その後バンドは2 作目となるライヴ作品『ラッシュ・ライヴ〜神話大全(原題: EXIT... STAGE LEFT)』(全米最高位10 位、プラチナム獲得)を発表。翌82 年、より様々なスタイルの音楽を吸収した『シグナルズ(原題: SIGNALS)』(全米最高位10 位、プラチナム獲得)を発表、同作からは「サブディヴィジョン」や「ニュー・ワールド・マン」(全米TOP40 に入るヒットとなった)といったヒット曲も生まれた。そして84 年、『グレイス・アンダー・プレッシャー(原題: GRACE UNDER PRESSURE)』(全米最高位10 位、プラチナム獲得)を、85 年には『パワー・ウィンドウズ(原題:POWER WINDOWS)』(全米最高位10 位、プラチナム獲得)、87 年に『ホールド・ユア・ファイア(原題: HOLD YOUR FIRE)』(全米最高位13位、ゴールド獲得)を次々と発表、ヒット曲を多数生み出していく。その後3 作目となるライヴ作品『ラッシュ・ライヴ〜新約・神話大全(原題: A SHOW OF HANDS)』(全米最高位21 位、ゴールド獲得)を発表。ちなみにこの時期となる1984 年11 月、初の来日公演(愛知、福岡、大阪、東京の4 公演)を行うが、これ以降残念ながら来日公演は実現していないため、現状ラッシュ唯一の来日公演となっている。

その後バンドは新たにAtlantic Records と契約を交わし、89 年に『プレスト(原題: PRESTO)』(全米最高位16 位、ゴールド獲得)を、91 年に『ロール・ザ・ボーンズ(原題: ROLL THE BONES)』(全米最高位3 位、プラチナム獲得)を発表、よりギターに比重を置いたサウンドへと戻っていく。その後も93 年の『カウンターパーツ(原題: COUNTERPARTS)』(全米最高位2 位、ゴールド獲得)、96 年の『テスト・フォー・エコー(原題: TEST FOR ECHO)』(全米最高位5 位、ゴールド獲得)と、ギターを基調にしたロック作品を立て続けに発表していく。97 年にツアーを終了したバンドは、約5 年間活動を休止、ニールの身に立て続けに降り注いだ身内の不幸(娘の事故死、妻の病死)の傷を癒す時期となった。その間、98 年にライヴ作品4 作目『ディファレント・ステージズ・ライヴ(原題: DIFFERENT STAGES)』(全米最高位35 位、ゴールド獲得)を発表している。

そして2002 年、再び音楽に情熱を注ぎ始めたニールとゲディ、アレックスの3 人は、一切シンセサイザーを使わずに3 人の楽器のみでレコーディングされた『ヴェイパー・トレイルズ(原題: VAPOR TRAILS)』(全米最高位6 位)の発表を持って復活、約6 年振りとなるツアーを行う。そこで熱狂的に迎えられたブラジルでのライヴを3 枚組CD+2 枚組DVD に収録した『ラッシュ・イン・リオ(原題: RUSH IN RIO)』(全米最高位33 位、ゴールド獲得)を03 年に発表している。04 年にはまずカヴァー曲のみを集めた企画作品『フィードバック(原題:FEEDBACK)』(全米最高位19 位)を発表し、デビュー30 周年を記念した58 公演にも及ぶツアー『R30』を敢行、同公演の模様を収録したライヴ作品『ルート30(原題: R30)』を05 年に発表する。

07 年には現在の所最新作となる『スネークス・アンド・アローズ(原題: SNAKES & ARROWS)』(全米最高位3 位)を発表、「ファー・クライ」をメインストリーム・ロック・チャート2 位に送り込む。その後、約13 ヶ月、113 公演にも及ぶツアーを行い、そのツアーの模様を収録したライヴ作品『スネークス・アンド・アローズ・ライヴ(原題: SNAKES & ARROWS LIVE)』(全米最高位18 位)を08 年に発表する。2010 年に入るとバンドはまず「BU2B」と「キャラヴァン」という楽曲を完成させ、デジタル配信で発表、その新曲を持って、彼らの名盤となる『ムーヴィング・ピクチャーズ』発表30 周年を記念した81 公演にも及ぶ「タイム・マシーン・ツアー」を行う。そのツアー終了後、バンドは早くも次なる新作『クロックワーク・エンジェルズ(原題: CLOCKWORK ANGELS)』の準備に取り掛かっており、2012 年春/夏の発売を予定している。